みなさんこんにちは!2019シーズンから、SUPER GTのTwitterレース実況を担当している、Motorzのヤマトです!
8月3日、4日に開催されたSUPER GT第5戦富士500マイルレース、天気は予選日から続く快晴で気温は35℃。
前日の予選で9番手を獲得したGOODSMILE RACING & TeamUKYOは、決勝ではひとつ順位を上げて、8番手でフィニッシュしました。
レースの勝者は、見事なピット戦略で圧勝した87号車…。
各チームのピット戦略で目まぐるしく順位が入れ替わる中、常に一歩先を走り続けていました。
予選日から調子も良く、上位入賞に期待がかかっていただけに、チームにとっては悔しい結果に終わってしまいましたが、レースファンの胸を大きく踊らせる瞬間はたくさんありました。
今回は、その中から2か所をピックアップしてご紹介します。
9位からスタートした第一スティント。
序盤、一時は11番手まで順位を落とすも、必死の追い上げで9番手に戻し、23周で最初のピットイン。スタートドライバーの片岡選手から谷口選手にバトンタッチしました。
25番手(実質9位)でコースに復帰した後、谷口選手は驚きの走りを見せます。ほぼすべてのマシンが1分41秒前後で走る中、約1秒速いラップタイムを連発!37周走り切ってピットインするまでに、なんと6台抜いて3位まで順位を上げます!
前を走る車が何であれ、みるみるうちに追いついてしまう痛快な走りを魅せてくれました。
もうひとつは第5スティントの片岡選手。
レースは148周のゴール間際、すでにレースは4時間を経過していました。この状況から61号車の山内選手と11号車の平中選手と三つ巴の熾烈な8位争いが始まります。
片岡選手は、毎周のようにストレートで61号車のスリップに入るものの、1コーナーで抑え込まれ、後ろからは11号車に襲い掛かられる…という状況が実に10周以上続きます。
レースは最大延長の18時40分まで残り2分30秒…と迫ったところで、もう何度目かわからない1コーナーでのアタック!一瞬アウトから横に並ぶも、深追いせずに引いてAコーナーに照準を合わせてクロスライン、再びアウトから飛び込んで、続く100Rイン側で見事にオーバーテイク!片岡選手の粘り強さと、最後の最後でAコーナーを攻めたクレバーさが光る瞬間でした。ちなみに61号車はその後11号車にもパスされてしまいます。
12周におよんだ61号車と11号車のバトルに見事に決着をつけてチェッカー。8位でフィニッシュしました。
というわけで、リザルトは悔しいものの、ワクワクするシーンは多いレースだったと思います。
次のSUPER GTは9月7日、8日のオートポリス!その前に、8月24日、25日には鈴鹿10Hもあります!まだまだ夏のレースは続きます。表彰台の真ん中を目指して、ガンガン行きましょう!Motorzのヤマトでした!
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